2015/05/07

1/700 艦NEXT 大和 フジミ その2 パチ組み完成

前回から続きます

●艦橋周辺

引き続きガンプラ感覚で組んでいきます
気をつける所は細かいパーツが多いのでゲートの処理に手間かかるぐらいです
あと機銃取り付けは、やはりピンセット無いと無理

艦橋後部の踊り場?は特シリーズから最新考証に修正されていますね
艦NEXTの艦橋後部

特シリーズの艦橋後部



1/700 特シリーズSPOT-No.22 日本海軍超弩級戦艦 大和 終焉型 パーフェクト

●艦載機

なかなかの出来です。



●その他細かいところ

ひとまず素組みと言いつつ艦首と艦尾の旗竿は、プラ製だと強度がないので0.5mm真鍮線に置き換えました(艦尾は後ハメにした意味なかったね・・・)


船首はキットの物からディティール移植してます
 あとアンカー、スケールを考えると大分オーバーな気もするけど、立体感が有ってかっこいいです

艦尾も真鍮線に


あと発見!
「Mr.カラー 特色セット CS641 日本海軍工廠標準色カラーセット」
の呉色が、船体のプラ成型色とほとんど同じです!
手軽にレタッチがしたい場合は是非これ買いましょう!


Mr.カラー 特色セット CS641 日本海軍工廠標準色カラーセット

これ逆に言えば「プラの成型色を実物にほぼ完璧に合わせている」という事ですね。凄い気合だ

竿を塗装した状態、見分けつかんでしょ?


●機銃
あとはひたすら機銃の取り付けです


甲板は塗装しようと思っているので、甲板上以外の場所を終わらせます


●ひとまずパチ組み完成!
 
まだ甲板上や一部パーツは付けてません


 これで無塗装の素組、恐ろしい完成度・・・


艦橋周辺もディティールの間引き具合が小気味よいです






●組み立てて気づいた注意点

・他キットへのパーツ流用は・・・
 最新の大和キットなのでディテールも考証も最新ですが、今回のキットは方向性上ディティールやスジボリがオーバー気味に表現されており、ディテールもトータルバランスで良くなるように間引きされているので、タミヤやフジミの特シリーズにパーツを一部流用してもチグハグになりそうです
 
 このあたり、接着キットとはいえハイディティールのまま組み立てやすさが格段に進歩していたハセガワの赤城ピットロードの島風の設計思想とは別の方向性ですね

・船体は隙間が出るのできっちり作ろう
 ここだけはすり合わせをきっちりやったほうがいいです、ピタリと合わせたら接着してしまっていいかも

・バリやパーティングラインが結構ある
 バンダイのガンプラ等と違いバリやパーティングラインが多いです、気になる方はデザインナイフやヤスリで処理しましょう
 ただガンプラよりパーツが格段に細かいので、ディテールなのかバリなのかわかりづらい場所も多い・・・

・一度はめると機銃の角度調整が難しい
 特に艦橋周辺がきつく、一度はめると角度を調整したい場合に苦労します
 ピンセットでねじって角度を調整するしか無いんですが、破損しないか結構不安でした

・竿やアンテナは折れるぞ
 というかどこかは必ず折れると思って作業したほうが良いです
 最後に取り付けるとか伸ばしランナーや金属線に置き換える等対策を考えましょう

・やっぱ接着剤はいる
 スナップフィットキットではありますが、やはり艦船模型なので細かい部品が多いです
 完成後、細かい部品が飛んで無くすのは目に見えているので
 流し込み接着剤を用意しておきましょう
 特に機銃などは接着しておいたほうが良いです



次回は多少のディティールアップや塗装に入ります






1/700 艦NEXTシリーズNo.01 日本海軍戦艦 大和


2015/05/04

1/700 艦NEXT 大和 フジミ その1 パチ組みと必要な工具

買いました、話題のスナップフィット、色プラの艦船模型
フジミの「艦NEXT 大和」



1/700 艦NEXTシリーズNo.01 日本海軍戦艦 大和


まずはパチ組で完成目指します


●艦底部
一体成型のパーツですが、パーティングラインが各所に有るので紙やすりでヤスリがけして消しています

こんな感じですな


こんな感じでパーティングラインが有るのでヤスって消します
パーツのフチ部分にも微細なバリが有るのでついでに消します


ただヤスリがけをすると、画像の通りヤスリがけの跡が残ってしまうので、その後磨き上げて表面処理したり塗装する人以外はこの作業はスルーして下さい

全体に一皮剥くぐらいの感じでヤスリがけしてます。最終的には2000番で。

その後スクリュー基部などを取り付け


●船体
ダボがきつすぎるのか、全体的にちょっと合いが悪いです

スナップフィットキットなので、パチパチ組んだらそれはそれで組めてしまうのですが、そうすると結構甲板と船体などに隙間ができます

多少すり合わせに気を使う

隙間が嫌な人は船体各部は丁寧にすり合わせしたほうが良いです
特にフレームのC1番は結構バリが有るので、きっちりハマるように処理しましょう

艦尾の旗竿は説明書にも書いてありますが、折れやすいので気をつけましょう
私はダボの部分を切り取って、切り取って、接着で後はめ可能にしました


船首と船尾はパーツの合わせ目が有ります
さすがに目立つ場所なので接着して合わせ目処理を

しかしフェアリーダーの出来いいですな

こちらの大和に移植しようかな

●甲板
切り離してゲート処理するだけです

色プラなので甲板だけ綺麗にパーツ分けされていて、なんだか気分がいいですね

これで無塗装ですよ!

素晴らしい



●艦橋周辺、砲塔
この辺りのパーツは本当にガンプラ感覚でパチパチ組んでくだけで組み上がっていきます
特に書くことすらないですw

正にガンプラ状態


本日はここまで

一日でここまで進むとは




●実際に作ってみて、パチ組みでも必要だった工具

・ニッパー
 

切り離すゲートの間が細いパーツが多いので、薄刃のものをおすすめします
刃先の太いニッパーだと、うまく刃先が入らない場合が結構ありました

あと提督もおっしゃるように、刃先が平らなものを

要するにホームセンターとかで売ってるやつでなく、模型専用の物を使えって事ですね
(大体ホームセンターのやつは刃先が山状で刃が分厚いのよ・・・)

高いけど評判の良いニッパー


・デザインナイフ
 

残したゲートを切り取ったり、パーティングラインをカンナ掛けして断面を整形したり使います
カッターナイフよりは断然良いです、一本持っときましょう

・ピンセット
なんとこのキット、付属にプラ製のピンセットが付いてきます


が、やはり細かいパーツが多いので一本持ってないと厳しいです
なんだかんだで艦船模型なので



・各種ヤスリ
バリやパーティングラインが結構有るので使います
ピンも結構きつい場合が有るのでそれを削ったり

私はよく400番、600番あたりのヤスリスティック使ってます



仕上げに1200~2000番台の紙やすり

・接着剤
艦NEXT 大和はスナップフィットキットですが、
合いが悪く少し浮くパーツや細かいパーツが多いので、やはり有ったほうが良いです



これ瞬間接着剤か?と思うぐらい接着が早い「セメントS」がお勧めです