2012/11/23

フジミ 1/700 大和 製作記13 艦載機格納庫、ボートダビット

結局ファインモールドの「1/700 大和用アクセサリーセット」を購入しましたので、艦載機の格納庫を開口します。

元々そういう形状なんですけど、閉じた状態だとどうにもプラモデルっぽいんですよね。




他に付属しているエッチングパーツも、丁度フジミ付属のエッチングパーツではフォローし切れていない飛行甲板周辺のエッチングが多いので良い感じです。

ジブクレーンのみパーツが被ってしましましたが、どちらを使うかは後で考えます。
フジミ純正のほうがディテールが細かいのでフジミかな。


エッチングはタミヤ用で大きさが合わないので、写真のようにカットしました。

このように切り取りました。


接着の糊代のために船体の方に1.2mmプラ板を貼ります(見えなくなるので適当です)























すり合わせして接着します。側面の扉も床のレールに合わせて接着。


一応合いました。
プラ板で隙間を塞いでおきます。




















飛行甲板を付けると見えない・・・

覗きこんだら見える、ぐらいな感じですね。
まあ奥行きは出たので良しとしましょう。






















続いて、船体側面の表面処理も終わりな感じなので側面のボートダビットを付けます。

しかしこのボートダビット、メーカーやスケールで位置、数、方向が違うんです。
確認してみたところタミヤは新1/700が5本、新1/350が6本、フジミの1/700は9本、タミヤの旧1/350は11本。
タミヤは取り付け方向が全て同じですが、フジミは方向も互い違いだったりします。
そもそもこのボートダビット、2本一組として使用する物かと思われるので、リメイク版タミヤの配置だと用をなさないのでは・・・?

『写真が語る伝説の戦艦「大和」』の写真で位置確認。11本でした。

 

結局フジミの1/700の9本が位置と方向は一番正確でした。
ただこれも新造時の写真なので、最終時と合っているのかはわかりませんが。

というわけでフジミのモールド位置を基本に、写真と照らし合わせながら接着しました。
最後部のボートダビットの位置のみ、前よりにずらしました。
キットの位置だとカッターボートより幅がありすぎて、おそらくボートを吊るせません。
ひょっとしたら何か理由があるのかも?どの写真でも影で潰れていて確認できなかったです。

あとカッターボートを吊るそうと、右側面の船体中ほどの2本のみ、立てた状態を選択しました。
写真でもよくカッターボートが吊るされている場所です。


このエッチングのボートダビット、折り曲げて厚みを出すようにされていますが、さすが純正というか折り曲げると前後のパーツがピタっと合わさるのでちょっと感動しました。























実作業よりも考証に時間がかかりました。




フジミ 1/700 大和製作に使用したキット、パーツ一覧